キャバ嬢やラウンジ嬢、ホステスさんたちが貰える「給付金」をまるっと紹介!あなたはちゃんと貰いましたか?
貰えるものは貰いましょう
以前税金について書きましたが
今回は感染症の流行で収入が下がって困っているナイトワーカーさんが受け取れる給付金について書きたいと思います。
国民全員がもらえる特別定額給付金
全国民一律で10万円もらえた給付金です。
この時期区役所に行くと
「自分の住民票や戸籍がどこにあるかわからない」
と相談しているナイトワーカーさんらしき人をたくさん見ました(笑)。おそらく実家に住民票を残してきたものの、親が引っ越してしまったり、前の家から住民票の移動をしなかった人が給付金をもらいたくて区役所で住民票を探していたのでしょう。
ただし、この給付金は2020年9月末で受付が終わりました。
受け取り損ねてしまった方は総務省(03-5253-5111)に電話してみてくださいね。
https://kyufukin.soumu.go.jp/ja-JP/
個人事業主がもらえる持続化給付金
これは個人事業主や資本金10億円以下の中小企業で売上(事業収入)が前年月比で50%以上減少した人がもらえる給付金です。
個人事業主は最大100万円もらえます。
私の周りのキャバ嬢さんやホストさんももらえていたので
「ナイトワーカーはもらえないんでしょ?」
と思っている方も大丈夫です。
トライしてみてください。
但し、これをもらうには前年度の確定申告書類と比較し提出する必要があります。
去年の確定申告をバックれてしまった方はもらないのです。まぁ、給付金は税金から出ているので税金をキチンと納めていない人がもらえないのは当たり前ですよね。
でも期限より後でも確定申告はできるので、去年の納めていない税金より100万円をもらう方が得する人は申告してはいかがでしょうか?
お店からの源泉徴収で既に所得税を納めている方は、経費を計上することによってむしろ去年の納すぎている税金が返ってくる可能性もありますよ。
https://jizokuka-kyufu.go.jp
※2021年2月15日をもって受付を終了しました。
個人事業主がもらえる家賃支援給付金
今回の感染症を契機とした売上の減少した事業の継続のため、地代・家賃の負担を軽減することを目的として、賃借人である事業者に対して給付してもらえるものです。
ナイトワーカーさんであれば、確定申告自宅家賃の20~50%くらい(※自宅のどのくらいのスペースを仕事のために使っているかによって変動)は事務所として経費を計上できると思います。
この給付金は経費として計上している家賃のうち
・支払い賃料 37.5万円以下の場合 2/3
・支払い賃料 37.5万円を超える分 1/3
※ 最大300万円を受給
をなんと半年分給付してもらえるのため、もらえると結構大きいです。
自分がいくらもらえるかは家賃支援給付金のホームページで簡単に調べられるのでぜひチェックしてみてください。
https://yachin-shien.go.jp
ちなみにもらえる条件は
・いずれか1か月の売上が前年の同じ月と比較して50%以上減っている
・連続する3か月の売上の合計が前年の同じ期間の売上の合計と比較して30%以上減っている
・他人の土地・建物をご自身で営む事業のために直接占有し、使用・収益(物を直接に利活用して利益・利便を得ること)をしていることの対価として、賃料の支払いをおこなっていること。
なので、こちらも去年確定申告を行なっている必要があります。
ただし家賃支援給付金について1つ問題があって
ナイトワーカーさんはお客さんや場合によっては恋人の親に契約してもらっていたりして、自分の銀行口座から引き落としではなく、契約してもらった人に現金を手渡しして家賃を払ってもらっているケースがよくあります。
この場合は家賃を払っていることを証明するのが難しく、この給付金はもらえないかもしれません。
やはりちゃんと確定申告をして自分の収入を公的に証明できるようにして、自分でおうちを契約できるようにするのが1番です。※2020年終了時点で申請の受付を終了しました。
芸能系の方ももらえる文化芸術活動の継続支援事業
ラウンジ嬢の方は特に多いイメージですが、芸能系の方がもらえる給付金もあります。
しかもこれは去年の収入の有無は関係ないそうなので、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか?
・音楽、演劇、舞踊、映画・アニメーション
・コンピューターその他の電子機器等を利用した芸術
・伝統芸能(雅楽、能楽、文楽、歌舞伎、組踊、その他)
・大衆芸能(講談、落語、浪曲、漫談、漫才、歌唱、その他)
・美術、写真、茶道・華道、書道、国民娯楽(囲碁・将棋・その他)
で幅広いので、芸能系の仕事をしている方なら何かしら当てはまるのではないでしょうか?
https://www.bunka.go.jp/shinsei_boshu/kobo/20200706.html
※2020年12月11日をもって申請の受付を終了しました。
まとめ
めんどくさくて給付金についてスルーしてしまっている方は多いかもしれませんが
今は感染対策でインターネットで自宅でできます。
自分でやる故に失敗するかもしれませんが
もらえる金額も大きいのでぜひチャレンジしてみてください。
ちなみにですが、給付金は特別定額給付金以外は課税対象で売上と同じ扱いになります。
1年を通して売上がプラスになると普通に所得税がかかります。
だから給付金をもらったからと言って全部使い切ってしまうと納税の際に苦労することになるので気を付けてくださいね。