【 会員制ラウンジ 痛客 】バイト中「俺のこと好き?」と聞かれた時の模範解答失敗談!
痛客って面倒ですよね
こんにちは、グリコです。
ラウンジに勤務したてのころ、お客さんの予測不能な言動によくあたふたしていました。
それでもごくたまに、変わったお客さんはいらっしゃいます。
ラウンジの客層的に社会的地位の高い年上の男性が多く、そんな一筋縄ではいかなそうな人たちを相手にするにはテクニックがいることも。
今日は、私が経験した失敗談と、その防止策をお話しします。
ドリンクを味見された時のこと
いくつかのラウンジで働いていましたが、これは一つ目の六本木ラウンジでの話。あまり有名ではなく、地域的にも比較的客層がよくないお店でした。
第一印象から、あまり穏やかではなさそうなお客さん。会話の途中で急に、私のドリンクを一口飲みました。
そして女の子用にお酒が弱めに作られているドリンクに
「これ酒入ってないじゃん」
と激怒。
メニューを床に叩きつけたり、身の危険すら感じました。
彼が怒る理由としては、一緒に飲んでいるつもりなのに
騙された・酒に金を払ってるのにぼったくりだ
ということ。
ラウンジで働きはじめたばかりだったわたしは上手く対応できず、スタッフさんがひたすら謝ることでとりあえずその場は収まりました。すぐに帰ってしまいましたが、、。
そのお客さんはそのあと一度も来ませんでした。
後にも先にも、ラウンジ勤務の2年間でいきなり女の子のドリンクを飲むお客さんには出会ったことはありません。また、店内で激怒するお客さんにも。
もしお酒が強く、勤務中ずっと飲み続けられるならちゃんとアルコールが入っているドリンクでもいいかもしれませんが、そうでないなら。
可能性として回避する方法は以下が考えられました。
予防策です。もしかしたらこのお客さんは、私が酔ってなさそうなのを見て不思議に思い、いきなり味見したのかもしれません。
なので、お酒を弱めに作ってもらったときには、へろへろに酔っ払ったふりとまでは言いませんが疑われないようにふわふわ楽しんでいる雰囲気を出すのは大切かもしれません。
予防策2。穏やかそうな人、よく気が知れてる人ならラウンジが用意してくれるドリンクでOK。初対面で、対応しにくそうなタイプだったら自分にとって飲みやすいお酒をちゃんと頼むといいかもしれません。
もしくは、男性が飲んだことなさそうなカクテルを弱めに作ってもらうなど。これならお酒が弱くても、「飲みやすいだけ」と言い訳ができそうです。
お酒が弱く作られてることがバレてしまったら、正直もう後戻りはできないと思います(笑)
すぐに一口飲んで「えっそうかも!気がつかなかった」などとお客さんに同調して、まだ怒っているようなら店員さんに何事もなかったように作り直してもらう方がいいかもしれません。
「俺のこと好き?」と聞かれた時のこと
リクエストを何回かしてくれているお客さんが、突然
「俺のこと好き?」
と聞いてきました。これはよくあること。
直球な質問をはじめて聞かれたことと、相手が真面目だったので、”特に好きではないけど傷つけたくない”なんて色々なことが頭をめぐり、なんて返そうか迷ってるうちに固まりました。
しかもたぶん、苦笑い。それはそれは気まずい空気。そのお客さんの来店がフェードアウトしていったのもそこからのような気もします。
その後もそういう質問をするお客さんがいましたが、以下のように対応するようになったらなんとか場を切り抜けることができました。ポイントは、私のように考えすぎなければ大丈夫なはず。(笑)
これらは、相手によって使い分けることは重要だと思います。
自分を指差して「えっ(私のこと)好き?」と真っ直ぐ目を見て質問返し。本当にその女の子を好きなお客さんなら、ドキっとするはず。
俺様的な人だと、質問に質問で返されるとイライラする人もいるので注意。
いきなりそんなこと聞かないでよと、聞いてきたことに笑ってあげましょう。
そして、「恥ずかしいから言わない」、「さあどうでしょう?」などと濁せば、ふつうそれ以上聞いてくることはありませんし、はっきりしないのでドキドキさせておくことができるはず。
“好き”って言うこと自体に、あまり特別な意味がないように捉えることもできる、無難な言い方。
また、”優しそうだから”と条件を付け加えると、裏を返せば”優しくないと好きじゃない”ということ。どんな風に振る舞ってもなんでも許してくれるような関係に。
まとめ
いかがでしたか?ラウンジは基本的に客層がいいと言われていて、実際に器の大きいお客さんが多いからこそ、たまたま難しい人に出会ってしまった時はあたふたしてしまいます。