銀座の高級クラブで働く時の注意点!?リクエストやNGについて
高級クラブでのルールをここで学びましょう!
キャバクラや会員制ラウンジと違って指名や場内指名がないのが銀座の高級クラブですが、似たようなシステムはございます。
指名はお客様の担当として『係り』と呼ばれます。
今回は場内指名のクラブでの扱いについてお話していきます。
リクエストについて
銀座の高級クラブでの場内指名のシステムについてお話していきたいと思います。
キャバクラや会員制ラウンジのように場内指名もなければ場内指名バックもありません。
ですがお客様の担当ホステスである係りの采配で、今日面接に着た女の子や体験入店など新人の子や好みそうな女の子やお話上手な子やお酒が強い等、自分のお席に呼びたいなと思う子がいる場合に
銀座の高級クラブでは『リクエスト』と呼びます。
リクエストは何人呼んでもいいし、呼ばなくてもいいです。そこに料金はかかりません。
でもなぜリクエストが大事なのかと言うと、同伴やお客様の来店頻度つまり売上げに繋がるからです。
係りからすればお客様にもっとお店に来て頂きたいので、少しでも仲良しのヘルプに着いてくれるホステスを見つけて欲しいです。来店されるペースも増えれば当然ボトルも空きますし売上げも伸びます。
また自分以外のお気に入りホステスがいればお誕生日のお祝いをして貰ったりと、またシャンパンがおねだり出来る状況になります。
お姉さんのお客様に気に入って頂ければ同伴もして頂けるかもしれないので、自分のノルマをクリア出来るチャンスになります。
毎週来るお客様に気に入って貰えたら、毎週同伴が確保出来て月4回の同伴ノルマなんてすぐにクリア出来ますからね。
同じように、お店が今日は来店予定が少なくホステスの出勤を減らさないといけないなと言う状況でも、自分のお客様が来なくても自分の事を気に入ってくれているお姉さんのお客様が来店されるようなら、リクエスト扱いで出勤させて貰えます。
そのように色んなお席で少しでも気に入って頂けるように会話力や容姿を磨かないといけないわけですが、リクエストをして貰えるお席の数が増えれば増えるほど自分自身も出勤も増えるしノルマもクリア出来て働きやすく過ごす事が出来ます。
NGについて
リクエストとは全く逆の意味でのNGも当然あります。
例えば安そうなドレスを着ている場合や、
美容室でちゃんとヘアメイクしているのかな?
と言う子もたまにいますし、お客様に失礼な言葉遣いされる子もいます。
全くお酒飲めないのも悪くはないですが、その分お席を盛り上げられるスキルがない場合は係りにも気に入って貰えないのでお席にすら着けて貰えない事もあります。
銀座の高級クラブは座って5万円くらい料金が発生する世界なので、少しでもそんなお客様に失礼があってはいけません。あの子お席に着いて欲しくないなと思った場合の事をNGと呼びます。
『あの子はNGです』
と付け回しの黒服にこっそり伝えていたりするので、一生お席に呼ばれないです。
そうなると自分の同伴ノルマを助けて下さる素敵なお客様にも会えないし、お店が暇そうな日に出勤するホステスを調整する対象へとなってしまいます。
クラブはキャバクラと違ってチームプレーと呼ばれるのはこう言う部分でも感じます。
クラブではお客様全員と連絡先交換もいいので(係りが連絡先交換NGの場合もあります、この場合は絶対に付き合っているのだなと思われますが)マメにお客様に連絡を取ってくれるホステスやそれを報告してくれるホステスは係りにとって信頼出来る子達になるのでNGにはなりづらいと思います。
だいたいこんな感じでリクエストやNGが出されて、仕事振りにだいぶ影響していきます。
私がキャバ嬢やラウンジ嬢を経験することなく若くてまだ銀座に来たばかりの時はよくリクエストをして頂きました。若いだけでお席に呼んで頂けるので今思えばとても有難かったと思います(笑)
おじいちゃまとなんて話合わないのに、それでもなぜか気に入って頂いて毎週同伴して貰っていました。その時は好きなものを買って頂いたりもしました。
また新しい新人の子が入ったりすると、お気に入りの子が変わって同伴する子がその子に変わってしまうのはよくある事なのですが、その時には他のお席でリクエストして頂いたお客様とまた仲良くなったりとスキルアップしていくものです。
逆のパターンですが、NGとまでは言わないけども売上げが少ない年配ホステスさんも在籍はしているので、そう言うグループはあまりリクエストはされないです。
よっぽど係りのお客様と昔からのお付き合いって状況じゃない限り一発目にお席に着く事はないですね。そこはキャバ嬢やラウンジ嬢でも同じですね!
お客様もやっぱり飽きてくるので、昔から知っている子とお話するよりも常に新しい子や若い子とお話してみたいし、係りは新しい子と会わせてあげて刺激を受けて欲しいなと思っています。