色恋、友達、枕…水商売には、いろいろな営業方法がありますよね。
そのなかでも私は、お客さんに友達のように接する「友達営業(通称:友営)」が個人的に一番ノンストレスで長い付き合いができる営業方法だと思っています。
今回は、私が現役ラウンジ嬢時代やキャバ嬢の時に実践していた友達営業のコツをまとめてみました。
当たり前のように“彼氏がいる前提“で接客する
キャバクラやラウンジで働いていると、基本的には彼氏や旦那さんがいることは内緒にしておかなければいけません。
最初はわたしも彼氏がいることをお客さんに隠して当たり障りのない営業をかけていましたが、いつのまにか色恋営業になっていたり、なかなか関係が続かなかったりと悩んでいました。
ある日、歳の近いお客さんがフリーで来店し、ひょんなことから彼女の話になったときに
「わかる!私も彼氏とそうなったことある!」
と言ってしまったのです。
言った直後は「ヤバイ!彼氏いることバラしちゃった!」と焦ったのですが、
そこから急に話が盛り上がって場内指名をもらうことになり、
お互いに彼氏彼女がいると知っているので身体の関係を求められることなく、お店に来てくれると男友達がいる飲み会のような感覚で過ごせるのですごく楽でしたね。
そのお客さんになぜ私を指名してくれたのかを一度聞いたことがあるのですが、そのときはこんな風に話していました。
「ラウンジとかで働いてる女の子はかわいいから基本的にみんな彼氏いると思ってて、彼氏いないとかみんな嘘だと思ってる(笑)君は正直な子でおもしろいなと思って指名した」
ほとんどの女の子は彼氏がいることを隠さなきゃいけないと思っているかもしれませんが、
お客さんによっては彼氏がいることを自らバラすことで
「ほかの女の子とは違う正直でおもしろい女の子」と興味を持ってもらえる可能性があるのです。
「かわいいんだから彼氏いて当たり前だろ」くらいのテンションでOK
彼氏の存在をお客さんにバラしてしまったことから、私は
「もう色恋とかめんどくさいから先に彼氏いるって言っておこう」
というスタンスで営業していくことに決めました。
そうすると自然と友達営業のお客さんしか残らなくなるので、
ストレスなくお客さんを呼べるようになってとても楽になったように思います。
友達営業のお客さんは私を“口説きたい女“としてでなく”飲み屋のお姉さん”として見てくれているので、
営業の連絡をしなくても向こうから「○日いる?」「今から4人入れる?」と勝手に来てくれるのも助かりました。
この彼氏いることをバラす作戦は、友達営業でお客さんを増やしたい女の子にはかなりおすすめですが、
彼氏がいることを自分からバラしていくと、その時点で色恋を求めているお客さんは切れます。
色恋のお客さんはハマると短期間でたくさんお金を使ってくれるケースもあるので、
どんな営業スタイルでもいいからとにかく売れたい!稼ぎたい!と思っている人にはおすすめしません。
とにかく友達営業がいい女の子は、
「かわいいんだから彼氏いて当たり前だろ」くらいのテンションで接客してみましょう(笑)
友達営業の詳しいコツはFAさんに聞いてみよう
私の友達営業スタイルは私の完全オリジナルなので向き不向きがあると思いますが、
FAstyleのお兄さんたちは会員制ラウンジやキャバクラなど、夜職での営業のコツや客層がいいお店をたくさん知っています。
「飲み慣れているお客さんが多い会員制ラウンジで働きたい」
「夜職での営業の仕方から教えてほしい」
という女の子は、気軽に連絡してみてくださいね!