高級クラブのいじめは回避できる？経験者が実体験をもとに女性の嫌がらせと回避法を詳しく解説！

高級クラブにいじめはあるのか？

あったら怖いけど気になりますね

ナイトワークの中でも特に上流のお客様が多く、接客マナーにも厳しい高級クラブ。

敷居はかなり高いですし、働くクラブホステスも一流の女性がそろっています。

しかし、そんな高級クラブの世界でも、クラブホステス同士のいじめや嫌がらせは存在するんです…。

高級クラブのいじめの実態や、嫌がらせへの対処法について詳しく紹介していきます。

高級クラブでもいじめはある！

結論から言うと、どんなに一流のホステスの集まる高級クラブでも、残念ながらいじめや嫌がらせがゼロ…ということはほぼありません。

女性が多く集まる職場においては、どんな業界であってもドロドロしたトラブルを避けるのは難しいんですよね。

クラブのホステスは、一般的なキャバクラよりも落ち着いた年齢、雰囲気の女性ばかり。

しかもお客様にも上流の方が多いため、かなりハイレベルな接客をしっかり身につけています。

それでもいじめ、嫌がらせは起こります！

私も高級クラブで働いていたことがありますが、いじめられたこと、そして嫌がらせの現場に直面したことが実際にありました。

高級クラブには必ず「ママA」「ママB」など中心人物の違う派閥が複数存在します。

そしてお店に所属すると、必ずどこかの派閥に入ることに…。

クラブホステスのいじめは、派閥が原因となることがほとんどなのです。

高級クラブのいじめはどんなものがあるの？

クラブのいじめは、はたから見ても全然わからないくらいに地味なものが多いです。

夜のお仕事がテレビドラマで取り上げられたときによく目にする、

「あんたふざけるんじゃないわよ！バチーン（ビンタ）」

とか、ロッカールームにおいていたドレスが切り裂かれているとか、そんな壮絶なことはありません。

じゃあ具体的にどんないじめや嫌がらせがあるのかというと、こんな感じです。

・挨拶をしたのに無視される

・自分だけ話題を一切振ってもらえない

・嫌みばかり言われる

・濃く作ったお酒を飲まされる

・良い席に全然つかせてもらえない

ホステスのいじめは、まさに女のいじめ！という感じで陰湿なネチネチしたものがメイン。

私の体験談としては、先輩ホステスの席でめちゃくちゃ濃いお酒を作られ、

「遠葉ちゃんは濃いお酒好きだものね、強くてうらやましいわ♪」

と飲まざるを得ない雰囲気を作られる…というのはしょっちゅうありましたね。

やられた翌日は大体二日酔いの頭痛で、絶対許さん‼とベッドから先輩ホステスを呪っていました。

高級クラブにおけるいじめ、嫌がらせへの対処法4つ

高級クラブで働いていて、いじめや嫌がらせされているかも…と感じたときの対処法を4つ紹介します。

①とにかく気にしないようにする

無視されても、嫌みを言われても、やり返すのは絶対にNG。

やり返そうものなら何十倍になって返ってくるかわかりません。

一度我慢すればそれ以降あっさり嫌がらせが終わるパターンや、標的が別のクラブホステスに移行することも少なくないので、とりあえずは気にしないのが一番！

やり返してしまうと、まさに火に油！という感じで大炎上してしまう可能性があります。要注意。

②されたことを言いふらさない

高級クラブでいじめられたら、同じお店の中でいじめについて言いふらすのはダメです。

噂に尾ひれがついて広まったりしたら本当に最悪ですよ。

被害者側が嘘をついているということにされてしまったり、影で愚痴っていたことがバレて余計に嫌がらせがひどくなってしまったり…と良いことは一つもありません。

不満を吐き出すなら、同じクラブ以外の場所で、同じクラブ以外の人に吐き出しましょう。

③いじめてくる相手には逆に気遣いをする

いじめられると最初はショックですが、正直だんだん慣れてきます。

「あ～、また嫌み言ってるな～。ほかにすることないんか？」

くらいには脳内で言い返せるようになります。

ここまできたら、いじめてくるクラブホステスにあえて気遣いを見せて優しくする…というのも対処法のひとつ。

さもいじめられていることに気づいていない…という感じで気遣いをすれば

「いじめても面白くない」

と判断され、何をされることもなくなるでしょう。

また、ホステスは皆プライドが高いのでいじめている相手に自分以上の余裕があると悔しくなります。

余裕たっぷりの気遣いを見せることで、

自分のやっていることの子供っぽさ、レベルの低さに気づいてもらうことができれば大成功。大半のいじめ・嫌がらせはストップするはずです。

私もこの方法で数回にわたっていじめを乗り越えたので、自分の心に余裕ができたらぜひチャレンジしてみてください！

④店替えや職種替えを検討する

どうしても我慢できない場合、店替えや職種替えを検討しましょう。

100％いじめも嫌がらせも無いお店、というのはそうそうありませんが、強いストレスを感じながら働くよりは環境を変えたほうが良いです。

逃げるが勝ちという考え方だってありますからね！

まとめ

ハイクラスなお客さんとハイレベルなクラブホステスが集まるクラブであっても、いじめや嫌がらせは全くのゼロではありません。

暗黙のルールを破ったりマナー違反をしたりしなければ基本的には大丈夫ですが、高級クラブには派閥というものがあります。

派閥があるからこそ、なかなか地味ないじめや嫌がらせはなくならないのです。

それでもクラブホステスとしてやっていくためには、上手な対処法を身につけることが大切。