稼げるキャバ嬢の極意!酒乱なお客さんの簡単で上手な操り方
誰でもお酒の失敗のひとつやふたつはあると思います。
私は長く夜のお店で働いていますが、飲みすぎちゃって酒癖が悪くなる方をたくさん見てきました。
今回は、酒癖別、酒癖の悪いお客様の扱い方を執筆していこうと思います。
飲みすぎると寝ちゃう人
まずは、可愛らしい酒癖から。
たまにいるのが、超絶お酒が弱くて、飲みすぎて寝てしまう人です。
私の経験では、来店してすぐ寝て、チェックを終えて帰るよ〜とみんなで起こすまで、ワンセットずっと寝ていたお客様を接客したことが何回かあります。
ずっと寝ているから、お連れさまが気を利かせて
えみみちゃん、場内でいいよ!まだ居て!
とラッキー場内指名をもらったことがありますが、キャバクラ嬢といえどもプロですから、ずっと寝かせておくわけにもいきません。
ですが、人によっては
- 「本当に酔ってるから寝たい」
- 「疲れているから寝かせてくれ」
- 「寝てるんだから起こすんじゃねえ」
という方もいます。
しかし、あまりに長時間放置しておくとお店側からは、仕事をしていないと見受けられることがあるので、下記のことはしておきましょう。
- 「Aさん〜おはよう〜!せっかくお店来てくれたし、一緒に話しましょう〜」と呼びかける。
- 冷しぼで首のうしろを冷やす
- ぱっと起きた時にグラス等を倒さないよう、寝ているAさん付近から回避させておく。
- 背中をゆっくりトントンしてあげて①などの呼びかけをする。
- チェイサーのお水を準備しておく。
この5つのことをしておけば、寝ているお客様を無理に起こして機嫌を損ねることないですし、しかもお店側からも仕事を放棄しているようには見られませんので、是非やってみて下さい。
飲みすぎるとお触りしてくる人
夜のお仕事ををしていると一番多いのが、酔ってしまいお触りをしてくる人だと思います。
スカートの中を触ろうとしてくる人や、胸を触ってくる人など、多種多様です(笑)
そんな時は、手を繋ぐふりして、お客様の両手を抑えつけましょう。
自分の太ももにお客様の両手を持ってきて押さえつけておくことで、お客様は女の子から好意を持たれていると勘違いしてくれます。
お客様に嫌な思いをさせないで、かつお客様の手の自由を奪うことができます。
とてもおすすめです。
飲みすぎるとキスしてくる人
これも、よくいます。
ちょっとキスしていい?
と断りを入れてくる人はまだしも、私の顔を無理矢理固定してキスしてこようとしたお客様が過去に一度だけいました。
(心の中で抹殺しましたが)、頑張って横を向いて拒否しました…
とまあ、無理矢理キスしてくる人は、夜のお店では少ないと思いますが、酔いが回ると「キスしてもいい?」と言ってくるお客様はいると思います。
そんな時は「ほら!あそこのスタッフさん、見てるからいまは無理だよ〜」や、「あの監視カメラで内勤さんがみてるし、実はこのカメラ声も拾ってるんだよ」「また今度ね!」などと、冗談っぽく、上手に交わすといいと思います。
飲みすぎると暴言を言う人
たまにいるんですよね…女の子に向かって暴言を言って輩になってしまうお客様…
飲んでない時は、素敵な方やのに、酔いが回ってくると急に暴言を言うお客様が稀にいます。
そんな方には、その方は幼稚園児もしくは小学生だと思って接してみてください。
例えばお客様に
早く飲めよ!おまえ!さっきから全然飲んでないじゃん!
と言われた時は
はい、頂きます!ありがとうございます!ちょっと待ってくださいね〜
などと、優しい口調で接してください。
あくまでも相手は幼稚園児、小学生ですからムキになってはいけません。
広い心でお客様の発言を受け入れる努力をしてみてください。
飲みすぎると説教をしてくる人
こちらも稀ですが、飲みすぎるとトンチンカンな説教をしてくるお客様がいます。
そう言う方は、自分がしゃべりたいだけ、自分の見栄を張りたい、自己顕示したい方が多いです。
ですので、
うんうん、さすがAさん。頼りになるなあ…
なるほど、そうすればいいんですね…!勉強になります
などと、お客様の話を聞いていますよアピールをしつつ、お客様を肯定してあげてください。
お客様の気がすむまで説教をさせてあげてください。
決して真に受けてはいけません。
真に受けるとムカつくこともあるでしょうし、ムキになってしまいます。
相手は酔っ払っていますから、話を聞く姿勢を忘れずにいてください。
飲みすぎると吐く人
大人になれば、吐く時はトイレで吐く!
これが鉄則ですが、あまりに泥酔するといわゆる「卓ゲロ」する方がいます。
そう言う時は、もうこの人飲みすぎてやばいな…という前に袋を用意しておきましょう。
前もって準備しておくことが兎にも角にも大切です。
さいごに
酒癖の悪さは簡単に治るものではありません。
ですが、お酒に飲まれてしまったお客様をどう対応するかが、夜の世界で働く私たちの腕の見せ所でもあります。