キャバクラで働いていると、ヘルプ要員という言葉を聞く機会があると思います。
「今日私ヘルプ要員だわ…」
「明日ヘルプ要員確定だから出勤したくない~」
なんて会話がナチュラルに飛び交うこともあるでしょう。
今回は、そんなヘルプ要員という言葉、さらにヘルプ要員と混同されがちな「プラス付け」との違いも交えながら、その役割や注意点についてキャスト目線で解説していきます!
ヘルプ要員=ヘルプをメインに回る役目のキャストのこと

指名をもらっていない女の子が他の子の席をサポートする役目のこと。
指名の子を立てつつ、場を盛り上げつつ、適度に売り上げに貢献する縁の下の力持ちです。
しかし、単なるヘルプではなく「ヘルプ要員」という言葉にはもう少し踏み込んだ意味があります。
それは、指名がいない(もしくはその日の来店予定ゼロ)のキャストが、出勤中はヘルプ専属のように動かなければならない状況のこと。
通常、キャバクラに出勤するとヘルプにつくタイミングもあれば、指名客が来店すれば自分の卓につくタイミングもあるものですよね。
ですが、ヘルプ要員となるとこの「自分の卓」が全く存在しない、というイメージです(笑)
一部のお店では完全にヘルプ専属として在籍している女の子がいて、その子のポジションをヘルプ要員と呼んだりもするみたいですね。
自分の指名はなくてもお店にとっては重要な存在で、いつもフル稼働で席に呼ばれ続けるような、いわば陰の立役者です。
人気店では、一定のレベルに満たない女の子は通常のキャストとしては採用できないけどヘルプ要員なら採用…なんてこともあるようです…。
ヘルプ要員とは別物!プラス付けは人が余ってるだけの現象です

「ヘルプ要員」とよく混同されがちなのが「プラス付け」。
でもこれは、意味合いがまったく違います。
プラス付けというのは、その席に必要な人数以上に女の子がついている状態のこと。
たとえば、お客さんは1人だけど3人キャストがついている、みたいなケースですね。
これは単純にその日女の子の数が多かったからというだけで、ヘルプ要員のようにそこに特別な役割があるわけじゃありません。
つまり、ヘルプ要員=役割あり、プラス付け=ただの人数オーバーというイメージです。
つく側の意識としては、ヘルプ要員なら売り上げへの貢献を考えて動きますが、プラス付けはそこまで考えてません(笑)
お客さんからすればどっちもヘルプに来た子くらいにしか見えないかもしれませんが、女の子側から見ると、稼ぎ方も意識もまったく別物なんです。
ヘルプ要員はお酒の飲み過ぎに要注意!店には重要な肝臓ポジション

ヘルプ要員は席を盛り上げたり、お酒を回したりと、とにかく動きっぱなし。
中でもヘルプ要員にはその卓の売り上げをアップさせるという役割も大きいため、とにかくお酒を飲む機会が多いんです。
ずっと席を移動しては飲んで、また移動して飲んで…の繰り返しになることも珍しくありません。
だからこそ、ヘルプ専門でやっている子は自分のお酒の許容量を知っておくことがめちゃくちゃ大事です。
ヘルプ要員が早々につぶれるのは許されません。
また、ヘルプ要員はパッと見「指名ない=格下」と思われがちかもしれませんが、実はそんなことはないです。
どんなに売れてる子でもヘルプがいないと接客が回らないことは多く、お店としてはとても助かる存在なんです。
ヘルプ要員としての採用だとしても、働きによってはヘルプから昇格してレギュラー枠に入ることも十分可能ですよ。
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